桃とペンギン、夏の午後

好きな人や好きなものを思いつくままに

GR8EST札幌のこと(ライブ本編)

 

 ※ネタバレ配慮なしですので、各自ご自衛お願いします。

 

 

始まる前の映像は、プログラミング言語?みたいなのが羅列する近未来感のあるスタートだったので、「これ絶対亮ちゃん」と思いながら見ていました。

それから、6人のエイトが出て来て、1曲目は「応答セヨ」でした。

この曲で始まるとは思っていなかった。いや、何の予想もできていなかったんですけど。

1曲目が終わった後、亮ちゃんがしゃべりました。私のメモによるとこんな感じでした。

「みんなが見慣れていない景色だと思うけど…俺達も見慣れていない景色です。でもその違和感は彼がいた証だと思うし。何度もここからがスタートと思える俺達は幸せなのかもしれません。…歯医者で虫歯治したとき、治したとこに違和感あって舌でそこ触ったりするやん?(舌で奥歯とか触る顔)でも、次の日には気にせんくなってる。それと同じで、このライブが終わった頃、みんなにこの景色が馴染んだらいいな、と思います。」

そこから、2曲目「ここにしかない景色」。

前半はバンドパートでした。バンドに限らず、すばさんのパートは誰が歌うんだろう?と無意識にも気にしていて、特にすばさんのイメージが強い箇所はどうなるの?とあの日曜以降ずっと思っていたことでしたが、そこを亮ちゃんが歌っているのを見たとき、泣いてしまいました。何の涙かなんてそのときは分からなかったけど、寂しさ半分、亮ちゃんが頑張ってるという気持ち半分だったと、今は思います。

 

何曲目かに、エイトがバンドセットから出て来て横並びになり、オモイダマのイントロが流れたときでした。私もそうでしたが、客席から「ああ~…」という、納得というような、だよね、というような声が溢れて、しかも人数が人数だけに結構なボリュームでドームに響いて、面白くなってしまいました。うんうん歌うよね、分かってた。でもここでか、みたいな気持ちで零れた声が、図らずも大合唱になってしまったのです。ちょっとあれは面白かった。

その空気を察したのか、歌い終わった後、大倉くんが「突然のオモイダマでした」って笑って見せたのが可愛かった。

 

ムビステが近くを通るのも初めて見ました。通り過ぎた後、センステに留まっているとき、ヒナさんを左斜め後ろから見つめ続けることができました。肉眼で。

キーボードの上に置かれる直前の、少し震えた手先。腕。剃りたてのように見えた襟足。なかなか見ることのできない角度からヒナさんを見られて、最高でした。

 

驚いたのは、なぐりガキBEATをバンドでやったこと。バンドでできるんだ!という驚きと、バンドでやったときのかっこよさ。

 

MCでは、ドラマの話から、亮ちゃんの大河とその特番に出た横ちょの話で、横ちょにきゃんきゃん噛みつく亮ちゃんが久しぶりに見られました!可愛い…!大好きなやつ…!!亮ちゃんがまず気にした「うちのメンバーのどっくんも出てて~とか言ったりしたん?!」に、横ちょは「言うたよ」と答えてましたけど、私の記憶では言ってなかったと思うんです…からの、自分が出てるドラマの特番に出ることを、横ちょ本人から伝えられないことに憤る亮ちゃん!久しぶりのBJ兄弟です。大好きなやつです。

そして横ちょの絶対零度でのラブシーン(?)に興奮するヒナさん。それから累の話になり、キスシーンをするとき、リハからやるか本番だけか、という議題を横ちょが出して、誰の答えも出ないまま、丸ちゃん亮ちゃん大倉くんが着替えにはけて、ステージ上に残る夫婦2人。これにふー!と言わずにいられようか(反語)。照れる横ちょと、構わず「キッスシーン」の話を続けるヒナさん。ここまでが夫婦として1セット。横ちょは、累のときはリハからがっつりいった、と言っていた気がします。お相手も年下なので、と。

丸りょ倉が再び出て来て、キスシーンの話は続きました。亮ちゃんは今までリハではしてなかったけど、今度からリハからぶちゅーっといったる!と謎のやる気を見せていました。突然の^^

 

後半はアイドルパート。ベストアルバムのツアーなので、GR8ESTに入っている曲をやっていきました。

が、予想外だったのは、ユニット・ソロメドレー。

やすくんがギターを抱えてメインステージに出て来て、「わたし鏡」を歌ったとき、遠恋の歌詞と分かっていたけれど、エイトとエイタ―の状況に重なって、少し泣きました。やすくんも歌の終わりにそういうことを言ってくれたので、それが響いたんだと思います。

からの…「torn」…!!!

いやもうすごい絶叫でしたよ。しかも亮ちゃんが現れたサブステ側だったので。周りに錦戸担が多いからそうかな、と思ってたけどtornのための席だったんだと思います。まさか生でtornを見られるとは。衣装も新しくなってたし…。あと友達が言ってたんですけど生歌だったみたいです。亮ちゃんの乗ったステージが後ろを通るとき、近すぎて上の姿は見られないので、敢えてしゃがんで踊る亮ちゃんの足元から見上げることを選びました。こんな光景、ライブ会場にいなきゃできないからね…。

「パンぱんだ」は安定の可愛さ。30歳半ばを過ぎても可愛いってどういうことなの。

ここで嫌な予感はしたんですが…ヒナさんはKINGでした。多くは語りません。会場は盛り上がってましたよ…。

 

そうして、どんどんライブが終わっていくにつれ、「次にこれを見られるのはあと2ヶ月後か」という気持ちが湧きました。さみしい、と思いました。

文面から察せられるように、ライブ、本っっっっっ当に、楽しかったんです。ライブ中にもやっぱり楽しい!!!と思いましたし、思い返しても、すごく楽しかった気持ちが蘇ります。

私の好きになった関ジャニ∞は、6人になっても、かっこいいし、楽しませてくれる、最高の人たちだと思いました。

 

最後の挨拶では、6人がそれぞれしゃべりました。

横ちょが「すばる」と名前を口にしたとき、なんというか、張り詰めていたものが少しほぐれた気がして、どこか安心しました。すばさんのことをタブーに、なかったことにして欲しくない、と、あの日曜日からそれは思い続けていたので。丸ちゃんの「今日が怖かった」というような正直な言葉は、彼らも私も同じ思いだったんだな、とそのことが逆に頼もしく思えたし、大倉くんが札幌がすごい倍率だったということを言ってくれて、数字としてもこの札幌が大事だったことが現れていて、それを共有できているんだ、と思えました。やすくんは、直接会えてよかった、と言ってくれて、そう言ってくれるやすくんの思いの強さを感じました。

亮ちゃんは、歯医者のたとえですばさんのことを虫歯って言いたかったんじゃない、と言って、それがずっと気になってたとも言って、すごく亮ちゃんらしくて笑ったし、愛おしいなぁと思いました。そういう、真面目であまり上手じゃないところ、とても好きです。

ヒナさんは「これまでメンバーが言ったとおり…」と話を始めたので、こういうときも彼は自分の気持ちや思いを直接口にすることはないんだな、と少しさみしく思いました。それが自分の役割だと思っているんだろうと、理解はしていますが。

 

本編ラストは「大阪ロマネスク」。そうだろうな、と思っていましたが、どういう歌割になるのか、出だしの、あの象徴ともいえる、すばさんのソロはどうなるんだろう、と少し緊張して聴いていると…全員で、声を揃えて歌い始めたのです。6人の気持ちの強さを感じた気がしました。その後も、今まで三馬鹿と年下組で分かれていた歌割は、それぞれのソロに変わっていました。

 

本編が終わって、ぐったりと席に座りました。

すごく楽しくて、すごくエネルギーを使っていました。

エイトコールはすぐにまた湧いて、それに乗っかりながら、彼らがまた出て来てくれるのを待ちました。

 

アンコールは、「Sweet Parade」から。

改めてライブで聴くと、フロートに乗って出てくるのに何だかぴったりな曲だと感じます。どこかディズニーみたいだからかなぁ。

私はこの曲の亮ちゃんの「優しいバニラの香るシュークリーム」の「クリーム」のところをちょっと子どもっぽく歌い上げるのが大好きなので、めっちゃ集中して聴いてしまいました。ライブでは普通な感じでしたが^^

アンコールのラストで、やすくんが「大事なお知らせがあります」と言ったときには胆が冷えましたが、新曲の発表で、本当にほっとしました。それに、すごくすごく嬉しかった!6人の曲が出るのが、6人の曲が出来るのが、嬉しかったんです。

これまでの曲にはどれにもすばさんがいて、存在感も大きくて、やっぱり7人の曲だから、どこかですばさんがいない、と感じざるをえないから。これから進む彼らだけの曲が早々にシングルとして出ることを、嬉しく思ったんです。

そこで歌われた新曲「ここに」は、歌詞がもうまさに今のエイトのことで、しかも歌詞がビジョンに大きく出る演出だったから余計に入って来て、泣きました。でも彼らの覚悟がビシビシ伝わってくる曲でした。WANIMAさんの提供、と言ったときのやすくんの嬉しそうな顔。

 

最後、いつもの「最強で最高の関ジャニ∞」をやって、彼らを見送って、札幌のライブは終わりました。

 

めちゃめちゃ長くなりましたが、ライブ本編の話はここまで。

次は、ライブの後に感じたこと、友達と語り合ったことなどをつらつら書きます。