桃とペンギン、夏の午後

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灯結びレポと感想 ~現世遠征 都結び~

 本日、東京日本橋で開催中の現世遠征 都結びのイベントの1つ、灯結びへ行ってきました。

一言でいうと、めっっっっっっ……………ちゃ楽しかった!です!

控えめに言って最高!でした!

追記にてその感想ですが、内容を説明しながらになりますので、存分にネタバレしております。灯結びに行くつもりの方で、事前に何も知らずに見たい方は避けていただくようお願いします。

あと、当方夢女子なのでさらっとドリーム発言あるかもですので、そのへんもお気をください。それと、すごい長いです。

ちなみに、私はこういう展示は中身も見せ方も驚きと新鮮な気持ちで初対面したいので、事前情報ほぼなしで行きました。

 

会場内へは、7人程度ずつ案内されます。

まず通されるのがここ。案内の方が来るまでは写真OKです。

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それから、案内の方(提灯持ってた)に従って、会場の前室的なところへ。会場内での注意事項と、好きなところから見ていいですよ、と言われます。

目の前の暗幕が開かれると、灯結びの展示が始まります。

 

以下、各部屋ごとに説明や感想の後、覚えている限り、その部屋にあった刀剣男士のイラストと語りたいことを書こうと思います。記憶力に限界があるので間違っていたらすみません。あと漢字とか間違えるかもしれません。ご容赦を。

 

1.提灯の条

中央に、竿灯祭りの竿灯が正方形に組まれているような提灯群が置かれていて、それをぐるっと囲むように壁面に刀剣男士のイラストが展示されています。その部屋の前半は背景として提灯の灯りがあるもの、後半は提灯を手に持ったものです。実物の提灯と、イラストの中の灯りがリンクして一気に世界観が深まり、感動して泣きそうになりました。ちなみに中央の提灯にその部屋にあるイラストの刀剣男士の紋が描いてありました。

【展示内容】

≪背景に提灯≫山姥切国広と長義、蜻蛉切、村正、巴と静、信濃、骨喰と鯰尾

≪手持ち提灯≫後藤、五虎退と数珠丸、青江、和泉守と堀川、山伏

もう信濃くん…!!!めっちゃきれいでした。座って微笑んでこっちを見てる表情がいつもより大人びているというか…。他の背景が提灯のイラストは、屋外っぽかったんですが、信濃くんは、床が板目のぴかぴかの床のようで、天井の提灯が床に写りこんでいてそれがまた雰囲気を出していました。あと、後光?なんか後光?で、信濃くんの紋が浮き出ていたんですよね。あれはどういうことなのか…(伝わらなくてすみません)。今回もだけど信濃くん見ると泣きそうになるんですよね。信濃くんには心のやわらかいところを揺さぶられがち。

蜻蛉切は大人の色気でした。村正はこっちに手を差し伸べててドリーム。

 

次の部屋は、ほおずきが上から下へ連なっているものが幾筋も垂れていて、そのほおずきに灯りが入っていました。提灯の明るく優しい光から、妖艶な赤い光へ。雰囲気がガラリと変わりました。

≪ほおずき≫鬼丸、薬研、白山と毛利、日向、髭切と膝丸

髭切と膝丸、膝丸が抜刀しそうな感じで刀に手をかけてたんですよね。そう思って見ると、奥の方が黒っぽくてあやしげでした。

その先に撮影スポットがありました。ここぞとばかりにお伴機能駆使してきました。

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ありがとうございます。

 

2.炎の条

ここは、1部屋がろうそくの灯りのブースと、人魂?鬼火?のブースに分かれていました。炎だから鬼火にしときますね。部屋の中央には上から薄くて透ける布が下がっていて、ろうそく側の面に炎の映像が映し出されていました。炎のはぜる音も流れていました。鬼火のブースは、足元に鬼火の形がライトで映し出されていました。

【展示内容】

≪ろうそく≫陸奥守と肥前、南海、獅子王、小烏丸、南泉、三鳥毛と日光

獅子王好きでした…!獅子王は陽の気に溢れてると思うんですが、この獅子王はなんかちょっと不敵な笑みを浮かべてて、鵺の瞳がろうそくの火と同じに光っててそれがまた怖くもある感じで…。好きでしたね…。

そして南泉くん!先に見てきた友達が「南泉くんあんな表情するんだ」と言っていたので期待値も高まった南泉くん!優しくまっすぐこっちを見てくれてるじゃないですか…?背景が階段になっててそのあちこちにろうそくが置かれている感じ、なんか怖いところに案内されそうとも思いましたが、ここはそれ、「俺が一緒だから大丈夫…にゃ」って頼もしさを見せてくれてるところって思い直したら全然怖くなんかなかった。

それで連れていかれるの、三鳥毛さんと日光さんのところかもしれないですけどね。三鳥毛さんは安定の貫禄。多分背中合わせに座ってた日光さんも普段どおりでした。あ、一文字は持手元のろうそくが絵ろうそくで、南泉くんは猫、三鳥毛さんは鳥、日光さんはぶどうだったのが可愛かったです。

≪鬼火≫太郎、次郎、祢々切丸、篭手切、豊前と松井と桑名

鬼火と各男士との親和性よ…!太郎次郎ねねさんは分かるけれども、ここに江を持ってくるセンスにひれ伏しました。ところで豊前くんは首元にほくろがあるんです?えろいね。

 

ここにまた撮影スポットがあって、フラッシュをたくとこんな写真が撮れます。

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3.社の条

ここからは幽玄の世界という案内文、蛍の灯り、満月の光、星空の3つに分かれて展示が進みます。蛍の展示の足元には草花と蛍の光(を模した緑色の小さなライト)、高い壁に満月の夜空なども作られていて、夏の夜の雰囲気が高まります。

【展示内容】

≪蛍≫明石、蛍丸、愛染、一期、鳴狐と厚と包丁、秋田

件の友達の意外な表情その2が明石くんだったんですけど、まさにドリーム待ったなしでしたね!しかも口元顎の近くに水滴がついているように見えたんですが、涙?汗?雨?どれなんでしょう。

鳴狐は画面の奥の方に立っていてこちらを見ていて、手前に厚くんと包丁ちゃんがいるんですけど、蛍を見てる包丁ちゃんと、そんな包丁ちゃんを見ているのかな?な厚くんとは別に、鳴狐は明らかにこっちを見てるんですよね~しかも口元微笑んでるし、肩に抱えたお供をそっと支えている手は優しいし…叔父上な鳴狐しかしちゃんと審神者も見てるよっていうとても素敵なイラストでした。

≪満月≫三日月と小狐丸、石切丸、岩融、今剣、鶴丸大典太とソハヤ

岩融と今剣、向かい合っているかのような横顔なのですが、今剣ちゃんの表情がなんだかとっても切なくて、胸にぐっと迫るものがありました。

鶴丸は神様降臨!て感じで、鶴丸も黙ってれば美形だし神様なんだな~って思いました^^

≪星空≫千代金丸と北谷菜切と治金丸、古今、地蔵、歌仙

琉球刀がいる星空は、南国っぽい感じがしました、地平線あたりが薄紫で明るかったからかな?

 

4.花火の条

こちらの部屋の中央にも天井から薄い布が下がっていて、そこに花火が上っていって咲き誇る映像が映し出されるとともに、花火の音も鳴っています。イラストの前半は打ち上げ花火、後半は手持ち花火でした。

ここまで見てきて、まるでひと夏を一緒に過ごしてるみたいだなって思いました。そうかこれは私と男士達との夏の思い出…今年も良い夏だった…

【展示内容】

≪打ち上げ花火≫大包平、鶯丸、前田と平野と博多、乱

≪手持ち花火≫江雪と宗三と小夜と太閤、水心子、清麿、蜂須賀と浦島と長曾祢

打ち上げ花火で大包平!むしろ大包平以外に花火のターンのトップは任せられないですよね?!こちらの認識と完全に一致!ちょっと笑っちゃいました。それに引きずられて(?)、鶯丸も打ち上げ花火のところにいるし…^^前田と平野と博多のイラストが、川にかかる橋を渡っている3振りを少し遠目に描いていて、彼らの頭上に花火、足元の川にも花火が映っていて、すごく空気感のある素敵なイラストでした。

手持ち花火は、左文字虎徹も良かったですね~。左文字はね、太閤ちゃんが口開けてにっこり笑ってて、江雪と宗三も微笑んでて、なんとお小夜もね!ちょっとだけ口元緩めてるんですよ!お小夜~良かったね~。虎徹は、花火を持ってるのは浦島くんだけで、それを見守る蜂須賀とそねさんなんですけど、浦島くんも花火じゃなくて、兄ちゃんたちの方を見てるんですよ~浦島くんが、兄ちゃんたちと一緒なのが何より嬉しいんだなってのが伝わって来て、私も嬉しくなりました。あと水心子くんは、花火をすごく興味深げに見てるんですが、その瞳に花火が映ってキラキラしてるんですよ。本人の好奇心の表現と、花火の光の反射と、両方描かれてて可愛かったです。清麿はうつくしかったです。

 

5.灯籠の条

どの部屋の入口にもそっとある紹介文、ここは「終わりのない旅路へ…」みたいな感じでした。壁沿いイラストが展示されているんですが、壁から少し離されて浮いていたような…?イラストを見る通路的な感じで玉砂利が敷かれていて、歩くと小石同士が音を立てます。ここは、川に流す灯籠と、空に放つランタンの2種類のイラストがありました。

【展示内容】

≪灯籠流し≫御手杵と不動、同田貫日本号、大倶利伽羅と長谷部、太鼓鐘

≪ランタン≫物吉、亀甲と小豆と謙信、小竜と大般若、光忠、安定と清光

たぬさんは、木の上に居て刀を抜きかけているその足元に川があって灯籠が流れているというイラストで、他のイラストが灯籠を流しているところだったり愛でているところだったのと比べると、たまたまそこに灯籠が流れていた、みたいな感じがして、それもまたたぬさんだなぁと思いました(感想文)。

それから大倶利伽羅さんなんですけどね…?画面中央で長谷部が立っていて川に流れる灯籠に優しい表情を向けていて、灯籠が画面の手前から奥の方へ流れていくわけなんですけど…大倶利伽羅さんは、手前にしゃがんでて、灯籠に手をかけて流そうとしているところのようなんですよ。それでね、その表情がなんとも…。灯籠流しって、亡くなった人を悼む意味があるじゃないですか。長谷部の眼差しは、灯籠に誰かを重ねていたとしてもそれを過去のものとして優しく見送っているように見えるんです。でも、大倶利伽羅さんが灯籠に重ねる故人は全然過去になっていなくて、何かを後悔していて引きずっていてまだどこかに苦い思いを抱いている…ていうような表情をしているんですよ!もう!これだから!馴れ合わないってほんと口だけで!心を寄せてはそれを割り切れないじゃないですか!だから好きなんだ!思い描いてたドリーム展開ではなかったけど、意外な方面から大倶利伽羅さんへの想いを再確認することになりました。

あと光忠は屋根の上で猫2匹くらいとアンニュイな表情でランタンを見上げてましてね。イケメン+猫なんて間違いなくない?で、次に来た沖田組が、まさに主も一緒にランタン空に送ろうよ、て雰囲気の明るいいつもどおりの2振りでなんだかほっとしました。そしてそれが展示の最後だったので、心も明るく持ち上がって展示を見終えることができました。

…ま、その後、最初から戻ってまた通して見返す、てのを3回やったんですけどね!気づけば1時間以上も会場にいました。今回のイラスト好きなの多すぎて、ポストカード全部買おうかな…とかね…悩んでますよ…。

 

灯結びの展示を見終わった後は、コレド室町探索。

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オリジナル提灯が並ぶ様は圧巻でした。大倶利伽羅さん、たぬさん、陸奥兄と順調に見つけたのですが、鳴狐が見つけられなくて6往復くらいしました。

コラボ商品を買ってスタンプを2つ集めるとうちわがもらえる、ということだったので折角だし、とお土産を買いました。

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金魚焼(ベビーカステラみたいな味)だけとりあえず食べましたが、レモンの香りがして、少し洋風でした。

うちわを引き換えるのは日本橋案内所の中なのですが、応対してくれたのが外国人の女性でにこにこと対応してくれて、なんだか嬉しくなりました。

あと、コレド室町の館内アナウンスを初期刀がしているのがたまに流れるみたいなんですが、加州くんの夜のアナウンスを聞けました!そろそろ暗くなってきたね~買い忘れとかない?周りも、明るいときと雰囲気変わってるだろうから、最後まで楽しんでね、みたいな感じでした。優しい…

 

レポと感想は以上です!5000字近く書いてしまった…

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!